全ての教師は,よい授業をしたいという気持ちをって授業づくりを行っています。

子どもたちが一生懸命活動していたり,課題を解決するために試行錯誤しながら考えていたり,子どもたち同士で話し合いながら答えを見いだそうとしていたりする姿を見て,教師はその授業を評価します。

最近,教師が授業をつくる上で,よく聞く悩みは,学級の子どもたちの学力に格差があることや発達障害等の支援の必要な子どもを抱えていることで,思うような授業ができないということです。

しかし,これらの課題は解決できないものでしょうか。各学校では,校内研修会で授業力向上のをテーマに研究を深めたり,特別支援の理解を深め,指導方法について研修を行ったりといったことが取り組まれています。それでも,これらの課題が十分に解決されているとは言えないようです。

中学校では,教科担任制であるため,同じ学校に同教科の教師がほかにいなかったり,同じ教科でも受け持つ学年が異なることで一緒に授業づくりに取り組んでいなかったりするなど,授業づくりについて語り合う仲間が少ないという現状があるのではないでしょうか。

自分が学びたいことを,同じような気持ちを持った仲間と一緒に学べるような場をつくっていきたいと思っています。校種や教科は限定しません。教師を目指している人や学校教育に関心のある方など、立場や考え方の違う,いろんな人たちとの対話をとおして,よりよい学校づくり、授業づくりを目指していきましょう。